JR西日本は29日、利用者が少ないローカル線の2021~23年度平均の収支を公表した。1キロ当たりの1日平均乗客数(輸送密度)が2千人未満の17路線30区間が対象で、営業費用に対する運輸収入の割合を示す「収支率」は、20~22年度平均に比べ26区間で改善。乗客が激減した新型コロナウイルス禍の影響が緩和した。全区間が赤字だったが、赤字総額は233億3千万円で4億5千万円縮小した。
JR西日本は29日、利用者が少ないローカル線の2021~23年度平均の収支を公表した。1キロ当たりの1日平均乗客数(輸送密度)が2千人未満の17路線30区間が対象で、営業費用に対する運輸収入の割合を示す「収支率」は、20~22年度平均に比べ26区間で改善。乗客が激減した新型コロナウイルス禍の影響が緩和した。全区間が赤字だったが、赤字総額は233億3千万円で4億5千万円縮小した。