インタビューに応じる野上恵子さん=小野市浄谷町、小野希望の丘陸上競技場アレオ(撮影・辰巳直之)
インタビューに応じる野上恵子さん=小野市浄谷町、小野希望の丘陸上競技場アレオ(撮影・辰巳直之)

 「世界遺産姫路城マラソン」(神戸新聞社など共催)が、11日に開催される。昨年末に世界遺産登録30周年を迎えた城周辺を発着点に、1万人以上のランナーが疾走する。昨年も走り、今年はゲストランナーを務める2018年アジア大会女子マラソン銀メダリストの野上恵子さん(38)=小野市=に、姫路城マラソンの魅力を語ってもらった。(森下陽介)

■ご当地グルメも「すごく楽しみ」

 新型コロナウイルス禍による中止を経て、4年ぶりに開催された昨年の同大会。21年の引退後初のフルマラソンだった野上さんは、目標から15分以上も速い2時間53分44秒だった。記録が出やすい比較的平たんなコースだが、好記録の要因は他にもあるという。