「能登柴垣海岸はるこ」を昨年7月に訪れた粟木春子さん(右から2人目)と写真に納まる小森重忠さん(右端)ら=石川県羽咋市(小森さん提供)
「能登柴垣海岸はるこ」を昨年7月に訪れた粟木春子さん(右から2人目)と写真に納まる小森重忠さん(右端)ら=石川県羽咋市(小森さん提供)

 姫路市で不動産業「重伸」を経営する小森重忠(しげただ)さん(54)が、能登半島地震で建物が一部損壊した石川県羽咋(はくい)市の民泊施設「能登柴垣海岸はるこ」の修繕に取り組んでいる。施設は小森さんの祖母が営んだ民宿を改修し、昨年5月にオープン。その8カ月後に地震が襲い、能登地方で道路復旧などに携わる人たちを休業して受け入れた。来年3月の全面再開を目指し、修繕費の寄付をクラウドファンディング(CF)で募っている。(田中宏樹)