近畿2府4県の新聞販売店でつくる日本新聞販売協会近畿の兵庫県支部は16日、イオンモール姫路リバーシティー(同県姫路市飾磨区細江)で献血キャンペーンを行った。販売店主たちが特設テントの前などに立ち、買い物客らに献血への協力を呼びかけた。
同支部が県赤十字血液センターと協力して2002年から実施。かぜなどが流行する春先は、体調不良の人が増え、献血量が減ってしまう傾向にあるという。
この日は午前中だけで70人ほどが協力。待機所は順番待ちや献血を終えた人たちであふれた。青の上着を着た店主たちは通りがかった人に「献血にご協力お願いします」と声をかけ、終えた人には卵のパックなどを手渡した。
神戸新聞田寺専売所所長の中津正貴さん(49)は「年に1回ではあるが、毎年途切れることなく献血を呼びかけてきた。各販売店が一丸となり、これからも続けてきたい」と話した。(成 将希)