飲料メーカー「キンキサイン」(姫路市豊沢町)は南海トラフ巨大地震の発生時、自治体などにペットボトル入り飲料水を提供するための生産態勢を整えている。工場が神河町にあるため、沿岸部に比べて被害が少ないと想定。阪神・淡路大震災では神戸に湯を届けて「即席湯たんぽ」を提供した山口義弘会長(78)は「できることで役立ちたい」と話し、自治体や企業などから情報を募る。
■阪神・淡路を通じ「どれほど水や湯が必要かを痛感」
同社は1970年に創業し、現在はペットボトル入りのお茶やスポーツドリンクなどを複数の大手メーカーから受託生産する。同町福本の本社第2工場は2003年に稼働。約6万平方メートルの敷地のそばには市川と越知川が流れ、豊富な地下水をくみ上げている。























