神戸新聞北播総局インスタグラムでは9月、「北播磨の長月」をテーマに投稿を募りました。派手さはなくとも、秋の気配を感じさせてくれる作品が多く寄せられました。
masami4546さんは、秋の夕日を背景に被写体のシルエットでさまざまな物語を表現してくれました。しなった穂先に的確な画角で太陽を入れ、「釣り」を想起させる。一瞬で遊び心を感じました。
枯れたアジサイを被写体に選ぶ人は珍しい。nishiumimayumiさんは「枯れていても美しいたたずまい」にひかれたそうです。タイトルにもセンスが凝縮しています。
comachan99さんは、まだ夏の雰囲気が残る緑の丘に、そばの花の白を浮かび上がらせました。幻想的な情景に、季節の端境がにじんでいます。
雨にぬれる黄色いヒガンバナを大胆な構図で切り取ったsma_pho_to_kobeさん。直後に豪雨となったそう。余計にそのりりしさが際立ちます。
現在、10月に北播磨5市1町で撮影された写真を募っています。北播総局インスタグラム=QRコード=をフォローし、「#北播磨の神無月」を付けて投稿してください。