〈1〉あなたが最初に議員を志したきっかけや、今回の選挙に立候補する理由を教えて下さい。また、これまで川西市議会でどのような活動に取り組み、どんな実績がありますか。
ある日突然、普通の公務員だった家族が議員となり、その後、私は、その事務所の統括責任者と秘書を務めることとなりました。事務所での仕事を通して、それまで遠い世界のことだった政治が、実は「暮らしそのもの」といえる位、密着したものなのだと思うようになりました。そのこと(政治は暮らし)を地域の皆さんにもお伝えし、一緒に、先ずは自分が、住み慣れた地域で最期まで笑って暮らせるような地域づくりをしたいと思い、志しました。福祉のNPOでの活動や、養成講師として認知症の啓発活動等に取り組んだこと、介護ヘルパーの研修経験等をもとに、高齢者、障がい者など、所謂社会的弱者と言われる方に寄り添う活動を続けたいと思っています。社会全体にとっては小さな課題かもしれないけれど、当人には大きな暮らしの困りごとを、ともに解決していけるよう取り組んできた、これまでの活動を大切に、役割を果たしていければと思います。
〈2〉越田市政の4年間を評価すると、100点満点で何点ですか。
80点
(理由)初めて飛び込んだ行政の世界で、その長として、自分なりの改革を進めようとしている。ただ、結果を早く求めて、拙速な進め方に感じる部分もある。
〈3〉市の財政課題に対する取り組みをどう評価しますか。また、健全化を推し進めるための方策について、あなたの考えを述べてください。
長年、なおざりにされてきた助成金、補助金、各種団体、施策のあり方等を考え方から整理するのは必要だと思う。ただ長年、活動をされてきた相手がある場合は、理解を得るための議論の時間、合意を得るための丁寧な対応が重要だと思う。
〈4〉人口減少の時代にあって、川西市に求められる具体的な針路を提案してください。
「母になるなら流山市」が(都市の条件は違うが)川西方式から始まった当市の今後の先進例だと思います。緑豊かな住宅団地は安心して子育て出来ると、過去には、都市圏に通勤するその世代に選ばれました。難点を克服し、利点を活かす工夫をするのが今、です。