〈1〉あなたが最初に議員を志したきっかけや、今回の選挙に立候補する理由を教えて下さい。また、これまで川西市議会でどのような活動に取り組み、どんな実績がありますか。
地域のコミュニティ活動や本市の参画協働のまちづくり推進会議、総合計画審議会委員に参画し、少子高齢化、人口減少進行下の地域や本市の現状・課題について考えることが素地になりました。地域の住環境改善等の取組に参画する中、地域の方々から後押しを頂き、議員の立場で住民の声を代弁し、まちの課題解決のため活動することを決意しました。
3期目立候補の今期は、地域まちづくりの新旧課題に継続して取組むとともに、市民の声が伝わり、誰ひとり取り残されない川西市政を実現するために必要な議会改革、市行財政運営チェック機能、政策提案責任を果たすべく立候補しました。
2期の活動の中では、拙速な4小学校統廃合計画の白紙化や、市行財政面では職員給与体系・手当の適正化(持家住宅手当廃止で年約5000万円削減)、ごみ収集委託業務体制・コストの見直し(契約コストや基準価格見直し等で年約8000万円削減)を提案し実現しました。
〈2〉越田市政の4年間を評価すると、100点満点で何点ですか。
30点
(理由)コロナ対策は評価。実際の政治姿勢(市民との対話によるまちづくり)に低評価。前市長時代の決定事業を具現化しているが、期待した「かわにし新時代」「公正で開かれた市政」のリアリティが感じられない点。
〈3〉市の財政課題に対する取り組みをどう評価しますか。また、健全化を推し進めるための方策について、あなたの考えを述べてください。
収支均衡を意識した取り組みは評価するが、構造的抜本的な財政健全化にはほど遠い。
健全化には、歳出削減、行政経営体質改善に加えて、子育て・納税世帯住民の転入をはかり、本市の歳入・財政規模をプラスにする中長期的な視点が不可欠だと考える。
〈4〉人口減少の時代にあって、川西市に求められる具体的な針路を提案してください。
本市の強みとする地域資源(豊かな住環境・都市近郊利便・良好な不動産立地)を活用し、子育て・納税世帯住民に選ばれる政策・施策を中核に据え拡充する。加えて本市の魅力創生、ブランディング戦略を再構築し、自然豊かな郊外住宅都市の新都市像を確立する。