〈1〉あなたが最初に議員を志したきっかけや、今回の選挙に立候補する理由を教えて下さい。また、どんな理念や姿勢を大切にして、市議会でどのような役割を果たそうと考えていますか。
2009年夏、民主党への政権交代。当時19歳ながらに感じた危機感・不安感。それは見事に的中し、日本を憂う心が生まれました。政治が国をここまで大きく変えてしまうのか、というダイナミズムを感じました。
母子家庭で育ち、母の手の足らないところを支えて下さった地域の温かいおじさんおばさん。決して当たり前ではない地域の支え合いを、身をもって体感しながら育ちました。そして、2児の父となり、子育て・共働き世代の当事者となりました。お世話になった地域の方々がこれからも住み続け、我が子が育っていく、10年20年後の故郷川西市の未来を本気で考え、政治で動かしていくのは当事者である自分自身だという想いで、立候補を決意しました。
常に未来を見据えたマインドを大切に、少子高齢化と人口減少を迎え熾烈になる都市間競争に備えて「選ばれる街、かわにし」の実現を目指します。
〈2〉越田市政の4年間を評価すると、100点満点で何点ですか。
60点
(理由)誰も経験したことの無いコロナ禍の中、初の市政運営で慣れない事が多い中で務めを果たされたと思っております。一方、この4年間は前任者からの引き継ぎ事項が多かったと思いますので、次の4年間で手腕が問われるものと思います。
〈3〉市の財政課題に対する取り組みをどう評価しますか。また、健全化を推し進めるための方策について、あなたの考えを述べてください。
事業再検証を実施し、歳出抑制に取り組んでいる事は評価できます。徹底的な歳出抑制に加え、市民税の核となる定住・転入・Uターン人口確保に向けた計画を打ち出し、積極的な企業誘致で地方税減少阻止し、財政健全化を図るべきと考えます。
〈4〉人口減少の時代にあって、川西市に求められる具体的な針路を提案してください。
熾烈な都市間競争を迎えます。近隣自治体との差別化を図る為、子育て世帯の定住・転入・Uターン人口増に向けた保育料の引き下げ、駅前送迎保育ステーションの設立で、「選ばれる街、かわにし」へとシフトチェンジすべきと考えます。