能登半島地震で火災が起きた「輪島朝市」付近に残るがれき。災害廃棄物の処理は石綿の飛散防止対策が重要になる=1月21日、石川県輪島市
能登半島地震で火災が起きた「輪島朝市」付近に残るがれき。災害廃棄物の処理は石綿の飛散防止対策が重要になる=1月21日、石川県輪島市

 兵庫、宮城、熊本、岡山…。大規模災害が発生すればアスベスト(石綿)の飛散状況を調べ、危険性を伝えるチームが動き出す。住民、研究者、医師、弁護士、労働団体、支援団体…。目を凝らすのは、粉じん、解体、がれき、廃棄物、焼却、埋め立ての状況だ。