兵庫県知事選に立候補を表明した木島洋嗣氏=神戸市内(撮影・斎藤雅志)
兵庫県知事選に立候補を表明した木島洋嗣氏=神戸市内(撮影・斎藤雅志)

 兵庫県知事だった斎藤元彦氏(46)の失職に伴う県知事選(31日告示、11月17日投開票)に、ニュース分析会社社長の木島洋嗣氏(49)が29日、無所属で立候補すると表明した。

 東京都出身。リクルート社員を経て、日本やシンガポールでコンサル会社などを経営してきた。神戸市在住。今月の衆院選に兵庫1区から立候補し落選した。

 木島氏は神戸市内で会見し「斎藤さんの改革路線は賛成。県立大の授業料無償化などは続ける」とした。公約として、兵庫県と大阪府を合併する「関西州構想」、県内の市町合併を促し県から権限移譲を進める「4大市構想」を掲げた。

 兵庫県知事選には、前知事の斎藤氏のほか、医師の大沢芳清氏(61)、前尼崎市長の稲村和美氏(51)、参院議員の清水貴之氏(50)、会社社長の福本繁幸氏(58)、政治団体代表の立花孝志氏(57)が立候補を表明している。(藤森恵一郎)