米国から攻撃を受けたベネズエラは、日本が自動車輸出やカカオ豆輸入を手がける貿易相手国だ。サプライチェーン(供給網)を持つトヨタ自動車や明治などは年明け早々の混乱を受け、情報収集に注力した。今後の動向を見守るとの声も相次いだ。
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、2024年のベネズエラ向け輸出は前年比16・1%増の6941万ドル(約109億円)。品目別では乗用車が最も多く、貨物車や自動車部品も目立った。輸入は13・9%増の1547万ドルで、カカオ豆やアルミニウムの取引が盛んだ。
トヨタは、現地の従業員や生産拠点に被害はないと説明。駐在員は家族とともに無事を確認しており、従業員には自宅待機や在宅勤務をするよう指示を出した。
一部の商品でベネズエラ産のカカオ豆を使用する明治は、在庫は確保できており商品の供給に影響はないとした。カカオ豆の価格などを注視する構えだ。
伊藤忠商事はカカオ豆取引のほか、トラックの完成車や部品を日本から現地の組立・販売会社に輸出。「(供給網に)影響はない」と説明した。























