東京電力ホールディングス(HD)と主要グループ企業4社の社員計約2万8千人(2025年4月時点)のうち、福島第1原発事故後の11年4月以降に入社した人は計約7200人で全体の25%超に上ることが12日、東電HDへの取材で分かった。今後、多くのベテランが定年退職を迎える見通しで、同社が掲げる「福島復興への責任」の次世代への継承が課題となりそうだ。
東京電力は16年、持ち株会社制に移行。現在はグループを統括する東電HDと、小売り、送配電などの各事業を担う4社に分かれている。火力発電事業は中部電力と折半出資する「JERA」に移管した。
東電によると、事故前の年間採用数は千人規模だったが、12~13年度は廃炉などの費用を確保するため見送った。人員整理を進めて14年度に再開し、24年度は新卒と中途を合わせて事故後最多の879人となった。25年度はさらに上回る931人の見込みで、事故前の水準に戻りつつある。
事故後の採用凍結や依願退職が影響し、グループ5社の全社員のうち、50歳以上が40%超を占める。
























