ホンダの小型EV「スーパーワン」=7月、東京都大田区
 ホンダの小型EV「スーパーワン」=7月、東京都大田区

 国内で電気自動車(EV)販売が急拡大している。日本自動車販売協会連合会によると、2026年1~7月の乗用車販売台数(軽自動車を除く)が6万1090台となり、年間で初めての10万台超えが視野に入った。国や自治体による購入補助金の大幅な拡充や新車投入が追い風となっている。

 航続距離の短さや充電設備の不足などから伸び悩んでいた。起爆剤となったのが政府による購入補助金増。今年から上限が40万円増の130万円となり、軽自動車並みの価格で購入できるモデルも登場した。

 独自の補助制度を設ける自治体もあり、東京都は7月から最大130万円に引き上げた。都民は合計で最大260万円の補助金を受け取れることになる。

 米大手テスラやトヨタの「bZ4X」、日産自動車の「リーフ」などの売れ筋のEVに加え、今年注目を集めたのはホンダが5月に発売した小型EV「Super-ONE(スーパーワン)」だ。鋭い加速を楽しめる「ブーストモード」を備え、価格は約339万円。国の補助金だけでも車体購入費用を約209万円に抑えられる。