直径5メートル、重さ3トンある村重酒造の巨大な杉玉=2024年12月
 直径5メートル、重さ3トンある村重酒造の巨大な杉玉=2024年12月

 日本の「伝統的酒造り」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録され、多くの酒蔵を抱える山口県でも期待が高まっている。長年愛される地酒の他、新しい形の酒造りに挑戦する岩国市の酒造会社代表取締役は「(産地が限定される)シャンパンのように、清酒の中でも“日本酒”を世界で確立できるよう価値と認知度を高められたら」と話す。(山口支局=簑口典華)