太平洋戦争で死闘を繰り広げた日本と米国が、戦没者の遺骨収集で協力を進めている。厚生労働省が2019年、米国防総省の専門機関「捕虜・行方不明者調査局(DPAA)」と覚書を締結したのがきっかけだ。DPAAはハワイ州の真珠湾に拠点を置き、戦争で捕虜や未帰還となった米兵の消息を追跡している。日本側の遺骨収集は戦後80年を経てもなかなか進まないが、米国はどのように取り組んでいるのか。3月末に来日したDPAAのケリー・マッキーグ長官にインタビューした。(共同通信=野見山剛)
太平洋戦争で死闘を繰り広げた日本と米国が、戦没者の遺骨収集で協力を進めている。厚生労働省が2019年、米国防総省の専門機関「捕虜・行方不明者調査局(DPAA)」と覚書を締結したのがきっかけだ。DPAAはハワイ州の真珠湾に拠点を置き、戦争で捕虜や未帰還となった米兵の消息を追跡している。日本側の遺骨収集は戦後80年を経てもなかなか進まないが、米国はどのように取り組んでいるのか。3月末に来日したDPAAのケリー・マッキーグ長官にインタビューした。(共同通信=野見山剛)