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平尾誠二さん特集

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京都大iPS細胞研究所の山中伸弥教授(右)と、リラックスした表情で対談する平尾誠二さん=2013年11月、京都市左京区
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京都大iPS細胞研究所の山中伸弥教授(右)と、リラックスした表情で対談する平尾誠二さん=2013年11月、京都市左京区
対談のため京都大iPS細胞研究所を訪ね、山中伸弥教授(右)と握手する平尾誠二さん=2013年11月、京都市左京区
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対談のため京都大iPS細胞研究所を訪ね、山中伸弥教授(右)と握手する平尾誠二さん=2013年11月、京都市左京区

 20日に亡くなった平尾誠二さんは、ノーベル医学生理学賞を受賞した京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授ともラグビーを通して知り合い、食事やゴルフを楽しむ仲だった。2014年の本紙正月紙面の対談で、道を切り開く上での持論をざっくばらんに語り合った2人。山中教授は「同学年の友」の早すぎる旅立ちを悼んだ。

 対談で山中教授は、「平尾さんに憧れまして」と、神戸大医学部時代にラグビーを始めたきっかけを明かした。今後の日本を背負う世代に向けた思いは一致。山中教授が「ギラギラした破天荒な部分がないと新たなものは生まれない」と話すと、平尾さんも「『なにくそ』(という気持ち)が今は薄くなっている。志は高く、挑戦的に生きてほしい」と応じた。

 平尾さんが人生を顧みて「『生きてきてよかったな』と思う。挑戦的で危なっかしい決断の方が多かったが、一切悔いはありません」と話すと、山中教授は「生まれ変わっても、ぜひまたラグビーを」。ミスターラグビーへの変わらぬ憧れを示した。

 山中教授は「ご逝去に衝撃を受けています。心から尊敬し、多くのことを教えていただきました。今はただ、心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントした。(山本哲志、武藤邦生)

【動画】平尾氏と山中教授 ラグビー縁で対談(上)

【動画】平尾氏と山中教授 ラグビー縁で対談(下)

2016/10/20
 

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