年上からのアプローチを受けたことはありますか。全国の独身男女を対象に実施した調査で、年上からのアプローチを受けた経験者は全体の34%で、特に女性は男性の2倍以上の割合でアプローチを受けているということが判明しました。
調査は株式会社ZWEI(ツヴァイ)が2025年10月に実施したもので、全国の18歳以上の独身男女464名(男性211名/女性249名/無回答4名)を対象としています。
■SNSトレンド「おじアタック」「おばアタック」の認知度は低い
この言葉の認知度を尋ねたところ、64.4%が「今回初めて知った」と回答。「知っている」は13.8%にとどまっています。「聞いたことはあるが詳しくは知らない」は21.8%でした。
実際の婚活の場では、年の差アプローチが珍しくないことが数字に表れています。38.4%が年の差アプローチの経験ありと回答。アプローチを受けた人は33.8%でした。
年の差アタックを受けた/したー経験について、男女別では、女性の45.8%がアプローチを受けた経験がある一方、男性は19.0%にとどまりました。結婚相談所の現場でも、40~50代の男性が20代の女性にアプローチするケースは少なくないようです。
■年上からのアプローチ、「条件次第ならOK」が最多
年上からのアプローチへの気持ちについて聞いたところ、44.2%が「条件次第では受け入れられる」と回答。「絶対に無理」(5.4%)はむしろ少数派で、アプローチの仕方や相手の条件次第では可能性があることが示されています。
一方、許容できる年齢差については、「5歳差まで」(36.6%)「10歳差まで」(35.3%)で全体の71.9%を占め、「10歳」が一つの明確なボーダーラインとなっているようです。許容できる年齢差には男女で傾向の違いが見られました。女性は「10歳差まで」が38.6%で最多だったのに対し、男性は「5歳差まで」が42.7%で最多となりました。男性の「5歳差まで」が最も多い背景には、結婚や将来のライフステージを見すえ、より身近な年齢差で、価値観や生活習慣が共有しやすいパートナーシップを望む堅実な傾向がうかがえます。
「ここからナシ」と思う年齢差については、「10歳以上から」(32.5%)、「15歳以上から」(26.3%)が多く、10~15歳がボーダーラインといえそうです。
■成功の鍵は「清潔感」と「配慮」
年上からのアプローチで好印象を持てる条件として、「清潔感がある」(74.8%)「趣味や価値観が合う」(63.1%)「相手の気持ちを尊重してくれる」(59.7%)がトップ3となりました。その他、「経済的に安定している(58.2%)」「誠実で紳士的(49.4%)」「人生経験が豊富で尊敬できる(44.2%)」なども重視されています。
重視する条件には顕著な男女差が見られました。女性は「清潔感(83.9%)」「経済的安定(76.3%)」「誠実さ(72.7%)」を重視。男性は「趣味・価値観(67.3%)」「清潔感(64.5%)」「気持ち尊重(53.1%)」を重視。経済的安定をめぐっては、女性と男性で重要度に大きな差がありました。
一方、敬遠される要因は「上から目線・偉そうな態度」(75.6%)「清潔感がない」(70.9%)「しつこく誘ってくる」(65.1%)です。好印象を抱いた実体験は以下です。
・「包容力があり、仕事で辛い時など悩みを聞いてくれて、全力で甘えさせてくれた」(女性)
・「10歳上の人から10年アプローチを受け続けたが、10年越しにアプローチを受け入れたことがあります」(男性)
これらのコメントからは、相手を思いやり、対等に関係を築こうとする姿勢が年の差を乗り越える重要な要素であることがうかがえます。
一方、困った経験としては、
・「10歳以上離れた既婚者に言い寄られてうんざりしました。なぜ、自分が相手にされると思っているのかわかりません」(女性)
・「年上だから安心していましたが、嫌だと伝えたことを平気でしてきて一気に気持ち悪くなりました」(女性)
・「会社の上司に言い寄られたことがあり、あまりに大胆にアプローチしてくるので困った」(男性)
といった声が多く寄せられ、相手の気持ちを尊重できない態度や既婚者からのアプローチは男女問わず強い拒否反応を生んでいます。
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結婚相談所のカウンセラーは「年の差がある恋愛や結婚において、『将来設計の違い』や『健康・子育てへの不安』といった課題が生じやすい。しかし、うまくいくカップルには共通点がある。男性が清潔感や若々しさを大切にし、自信をもって等身大の自分で向き合っていること。そして、相手の価値観や将来への不安に耳を傾け、歩み寄る姿勢を持つカップルは長続きしやすい傾向がある」とコメントしています。
【出典】
株式会社ZWEI 「ツヴァイ婚活研究所」
























