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 「ひょうご安全の日推進県民会議」(会長・井戸敏三兵庫県知事)は17日、「1・17ひょうご安全の日宣言」で、あらゆる災害に備えるため、阪神・淡路大震災の教訓をこれからも伝え続けることの大切さを呼びかける。

 「ひょうご安全の日 1・17のつどい」が同日午前11時50分から、神戸市中央区脇浜海岸通1の人と防災未来センター・慰霊のモニュメント前で開かれ、同会議の河田恵昭企画委員長が宣言を読み上げる。(全文は下の通り)

阪神・淡路大震災から19年が経(た)った

私たちは日本と世界の多くの人たちに

この教訓を知ってもらいたい 生かしてもらいたい

そのように願って 伝え続けてきた

でも 教訓を学ぶいとまがないほどに

地球全体が荒ぶる自然の脅威にさらされて

新しい被災地 新しい被災者が激増している

わが国では 東日本大震災の復興もままならず

一方で 台風の集中豪雨や洪水 竜巻 そして土砂災害によって

全国的に新たな被災地と被災者が生まれた

もう 災害から安全な場所などないかのごとく

南海トラフ巨大地震や首都直下地震の発生も心配だ

巨大な台風や火山噴火も要注意だ

それらに備えて 制度や対策も整備されてきたが

減災の特効薬はなく 時間と財源が欠かせない

次なる災害に備えるためには

特別に構えるのではなく 災害文化が必要だ

その基礎となる防災教育を一層進めたい

いのち 絆 勇気 信頼 自助 努力 科学…をもっと学ぶんだ

伝える 備える 生かす 阪神・淡路大震災の教訓を

震災の教訓は すべての災害に通じる知恵だから

2014年1月17日

ひょうご安全の日推進県民会議

2014/1/17
 

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