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「1・17希望の灯り」を分灯する中学生ら=神戸市中央区加納町6(撮影・中西幸大)
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「1・17希望の灯り」を分灯する中学生ら=神戸市中央区加納町6(撮影・中西幸大)

 阪神・淡路大震災から丸19年になるのを前に、神戸・三宮の東遊園地で10日、ガス灯「1・17希望の灯り」の分灯が始まった。各地で開かれる追悼行事などでともされる。

 希望の灯りは、全国のボランティアから火を集め、震災5年後の2000年1月17日にともされた。分灯は01年から続く。

 この日は県内の小中学校やボランティア団体など13団体と1個人に分灯。ガス灯からロウソク、ランタンへと大切に移された。

 「亡くなられた方々の思いを背負い、次の世代につないでいきたい」と加古川市立陵南中学校2年の西田航平君(14)。火は17日の学校行事でともす。

 震災直後からボランティアを続けている東京都の原英樹さん(48)は「復興住宅は深刻な高齢化で、交流や記憶が途絶えつつある。この地でやるべきことはたくさん残っている」。今週末はランタンを手に復興住宅を訪ねる予定だ。

 分灯は17日まで行われ、計約30団体が参加する。(黒川裕生)

2014/1/10
 

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