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ライトアップされた武庫川中州の石積みオブジェ「生」=16日夕、宝塚市内(撮影・笠原次郎)
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ライトアップされた武庫川中州の石積みオブジェ「生」=16日夕、宝塚市内(撮影・笠原次郎)

 阪神・淡路大震災からの再生を願い、兵庫県宝塚市の武庫川中州に制作された石積みオブジェ「生」が16日夕、ライトアップされ、市民らが祈りをささげた。

 オブジェは2005年、同市在住の現代美術家大野良平さん(54)が石を積み上げて制作し、現在5代目。大きさは縦25メートル、横14メートル。

 市内で亡くなった人の数に合わせ、118本の懐中電灯で点灯。地震発生12時間前の午後5時46分、ハンドベルの音が響く中、約40人が黙とうした。

 昨年、同市の宝塚大橋南詰に設置された金属製モニュメントの「生」もろうそくで照らされ、元宝塚歌劇団花組の真丘奈央さん(43)が「アヴェ・マリア」を独唱した。

 震災当時は劇団員で、市内のマンションに暮らしていた真丘さんは「あの時の記憶は今も残っている。19年が過ぎても被災者の方々が受けた傷は消えないと思う」と話した。(松本大輔)

2014/1/16
 

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