大地震発生を想定し、要援護者の搬送や海中転落者の救助の手順を確認する防災訓練が17日、神戸市中央区のなぎさ公園であり、警察、消防などの関係機関や兵庫県内の中高生約90人が参加した。
海に転落した釣り客を救助したり、淡路島の負傷者を同公園周辺の医療機関に運んだりする想定で実施した。
神戸海上保安部の巡視艇「ふどう」などの船舶に乗せられた負傷者を、中高生らが港で担架や車いすに乗せ、応急手当てのための施設に搬送。看護師が治療の優先度を決める処置「トリアージ」を施した後、日本赤十字社兵庫県支部の職員が応急手当てを施した。
担架で負傷者を運んだ渚中学校1年の男子(13)は「4人で息を合わせて運ぶのは結構難しかった。災害時は少しでも役に立てるよう、しっかり訓練しておきたい」と話していた。(初鹿野俊)