明治以降の電話機がずらりと並ぶ「てれふぉん博物館」。館長の稲谷秀行さんが解説する=大阪市住吉区
明治以降の電話機がずらりと並ぶ「てれふぉん博物館」。館長の稲谷秀行さんが解説する=大阪市住吉区

 開館から10年にわたり、所在地非公開、開館日・開館時間不定として続ける私設博物館が大阪市住吉区にある。東京都在住の稲谷秀行さん(62)が館長を務める「てれふぉん博物館(ミュージアム)」だ。謎めいた施設だが、展示内容は充実。明治から昭和の固定電話約850台を収蔵し、文献資料は約3600点。この10年で展示内容は充実し続けている。