VR用ゴーグルを着け、能力を測定するゲームに取り組む小学生(右端)とドスカスの落合康CTO(右から2人目)=神戸市垂水区桃山台4、ロイヤルヒルテニスクラブ
VR用ゴーグルを着け、能力を測定するゲームに取り組む小学生(右端)とドスカスの落合康CTO(右から2人目)=神戸市垂水区桃山台4、ロイヤルヒルテニスクラブ

 仮想現実(VR)で視覚に伴う認知能力を高め、スポーツの競技力向上につなげる実証試験が、神戸市垂水区のテニススクールで行われている。実施するのは、VRで認知能力の測定システムを開発し、高齢者の運転技術支援などを手がける奈良市の新興企業「do.sukasu」(ドスカス)。スクール生にシステムを試してもらい有効性を検証し、スポーツ分野への参入を目指す。