神戸ワイン事業譲渡の会見に臨んだ(左から)神戸農政公社の福島国武常務理事、白鶴酒造の桜井一雅専務、神戸市経済観光局の椿野智弘局長=1日午後、同市役所
神戸ワイン事業譲渡の会見に臨んだ(左から)神戸農政公社の福島国武常務理事、白鶴酒造の桜井一雅専務、神戸市経済観光局の椿野智弘局長=1日午後、同市役所

 神戸市などは1日、市の外郭団体・神戸農政公社(同市西区)が製造・販売する「神戸ワイン」事業について、白鶴酒造(同市東灘区)と事業譲渡契約を結んだと発表した。10月7日付で、譲渡額は約4億円。白鶴は12月にも販売を始め、来年8月以降は醸造も担う。神戸ワインのブランド力を高め、欧州など海外への輸出強化を目指す。