女子サッカーなでしこリーグ１部のＡＳハリマアルビオンは５月２８日、朝日インテック・ラブリッジ名古屋に１－１で引き分けた。連勝は止まったが攻守ともに動きは上々、リーグ後半戦へ期待も高まる。

　序盤から積極的にボールを奪い、攻め込むハリマ。しかし前半８分、名古屋ＦＷ山田の巧みなドリブルから先制点を奪われる。早めに追いつきたいハリマは後半９分、ＤＦ杉田めいがパスカットし前線へフィード、ＦＷ千葉園子がからんでこぼれたところに走り込んだＭＦ葛馬史奈が、右足でネットを揺らした。

　昨季までハリマに在籍した名古屋ＧＫ垣内ら相手の堅守もあったが、攻撃陣は集中力を切らさず攻め続け、終了間際に相次いで攻め込まれても守備陣がしのいだ。上位浮上へ流れは手放していない。

▼落ち着いてゴール決めた　葛馬史奈（４試合ぶりゴールで今季３得点目）

　早い時間に失点したが取り返せると思っていた。いいところにボールが来て、落ち着いてしっかり決めることができた。（ここから）これまで負けた相手にもしっかり勝って、上位に食い込みたい。

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