太平洋戦争末期、フィリピンのルソン島で祖父が戦死した三田市遺族会青年部副部長の坊野祥子(よしこ)さん(59)=同市藍本=は、戦争遺児ら21人に話を聞き、その内容を基にした伝承活動に取り組んでいる。終戦から80年が経過する中、「戦後の遺族や遺児の苦労が忘れられてほしくない」。悲しみ、悔しさを抱えて必死に生きた遺児らの経験、平和の尊さを、現代の子どもたちに伝えたいと考えている。(尾仲由莉)
太平洋戦争末期、フィリピンのルソン島で祖父が戦死した三田市遺族会青年部副部長の坊野祥子(よしこ)さん(59)=同市藍本=は、戦争遺児ら21人に話を聞き、その内容を基にした伝承活動に取り組んでいる。終戦から80年が経過する中、「戦後の遺族や遺児の苦労が忘れられてほしくない」。悲しみ、悔しさを抱えて必死に生きた遺児らの経験、平和の尊さを、現代の子どもたちに伝えたいと考えている。(尾仲由莉)