「演劇で故郷を盛り上げたい」と意気込む岩本貴子さん=市川町西川辺
「演劇で故郷を盛り上げたい」と意気込む岩本貴子さん=市川町西川辺

 市川町文化センター(同町西川辺)で9月27、28日、東京を拠点に活動する演劇ユニット「貴楽屋(たからや)」による舞台「恋、おばあちゃんの 雨の神宮外苑編」が上演される。座長で主演を務めるのは同町出身の役者、岩本貴子さん(58)。各分野で活躍する同町出身者の協力を得て初の地元公演を企画し、「体や声を使って町への『ありがとう』を表現したい」と意気込む。(喜田美咲)

■戦争、平和、家族…テーマの物語 先輩や同級生らの協力で実現

 岩本さんは小学5年生から同町神崎で過ごし、鶴居中学校から香寺高校に進学した。同高の演劇部で芝居の楽しさを知り、東京の短大を卒業後、演劇の養成所に入った。