兵庫県議会(定数86)が斎藤元彦知事に対する不信任決議案を全会一致で可決してから一夜明けた20日昼ごろ、斎藤知事は約3週間ぶりにX(旧ツイッター)を更新した。
斎藤知事は「昨日不信任決議が可決されました。県政が今の状況になっていること、県民の皆さまにご心配やご不安を抱かせてしまっていること、まずは心からおわびします」と投稿。そして「大きな、重い判断になります。しっかりと考え、決めます」と対応について検討していることを明かした。
元西播磨県民局長が斎藤知事らを告発した文書を巡っては、県議会の全会派と無所属議員が19日の本会議に不信任決議案を共同提出。「知事の資質を欠く」などと指摘した。自ら辞職する選択もあるが、決議が成立したため、29日までに議会を解散しなければ30日付で失職する。知事は本会議後に「対応はこれからしっかり考える」と話し、「(決断の)タイミング、日時はあらかじめお伝えしたい」としていた。