【ニューヨーク共同】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が21日発表した2025年7~9月期決算は、純利益が前年同期比56・6%減の13億2700万ドル(約2千億円)だった。電気自動車(EV)事業の生産能力削減に伴う損失計上などが響いた。

 売上高は0・3%減の485億9100万ドルだった。一方、トランプ米政権の関税政策の影響が当初見込みより5億ドル縮小するとした。関連費用が35億~45億ドルになる見込みだとし、通期の業績見通しを上方修正した。

 GMは今月14日、需要の鈍化や、米政府によるEV購入支援策の縮小などを背景にEVの生産能力を見直すと発表した。