27日、米ミネソタ州ミネアポリスで、連邦捜査官に射殺された男性の死を悼む人々(ゲッティ=共同)
 27日、米ミネソタ州ミネアポリスで、連邦捜査官に射殺された男性の死を悼む人々(ゲッティ=共同)

 【ミネアポリス共同】米中西部ミネソタ州ミネアポリスで移民を取り締まる連邦捜査官が抗議中の男性を射殺した事件で、同州のウォルズ知事は27日、トランプ政権の国境警備責任者ホーマン氏と会談し、継続的な対話の必要性で合意した。CNNテレビが報じた。

 ミネアポリスでは今月、市民2人が捜査官に相次いで射殺されたことを受け、強硬な取り締まりを進める政権側と反発する地元当局や住民の対立が続いている。会談が実際に緊張緩和の糸口となるかどうかは不透明だ。

 トランプ米大統領はホワイトハウスで記者団に、事件を巡り「誠実な捜査を望む。自分の目でも確かめる」と述べた。

 これまで摘発の陣頭指揮を執ってきた国境警備隊幹部のボビーノ氏と警備隊の一部は27日、ミネアポリスから撤収する見通し。トランプ氏が現地に派遣したホーマン氏がボビーノ氏に代わって取り締まりを指揮する。

 CNNによると、知事は会談で、射殺事件に関する公平な捜査や連邦捜査官の大幅な削減などを改めて求めたという。