衆院選が27日公示され、神戸市が含まれる兵庫1~4区に計16人が名乗りを上げた。2024年10月の前回選から1年3カ月での解散総選挙となったが、連立政権の枠組み変更や新党の発足によって各区の情勢は大きく変わっている。投開票は、2月8日。年明けの解散風から慌ただしく準備を進めてきた候補者はさっそく街頭に立ち、12日間の舌戦をスタートさせた。(届け出順)
■井村弘子氏(79)共・新 消費税下げて平和守る
道理のない、ひどい冒頭解散に黙って引き下がるわけにはいかない。共産党はまず、暮らしを守る。物価高に負けない賃上げこそが強い経済の根本。大企業への適正な課税で確保した財源で、消費税を5%へ引き下げる。4人家族の場合、年間12万円の減税効果がある。
大政党が自民党になびき、情勢は右へ右へと揺れている。「国民を守る軍事力」と言うが、平和憲法に基づく外交でしか平和はつくれない。高市政権のままでは、軍事国家へと突き進んでしまう。暮らしや人権を破壊する戦争へつながる道に行かないために、この選挙戦を勝たせてほしい。
■船川治郎氏(58)中・新 困っている人支え抜く
10年間、地域で活動を続けてきた。戦争のない世に、飢餓で亡くなる子どもたちをゼロにとの目標を持って生きてきた。
兵庫2区では3回挑戦を続けていずれも落選し、前回で政治活動を終える決意をしていたが、「困っている人を支え抜く政治に変える」との思いを持ってこの場に立っている。
阪神・淡路大震災の直後、連絡がとれない状況を多くの皆さんが体験したと思う。災害に強い通信網が必要であり、これもまた世界平和につながると考えている。苦しんでいる人や困っている人の声を国会に届ける、その役割を任せてほしい。
■阿部圭史氏(39)維・前 連立政権で日本大転換
国会では、医療、介護、年金など生活に密接に関わる社会保障分野の党の責任者を務めた。その根底にあるのが、在宅医療の医者として神戸で聞いた、例えば「介護の現場が大変」という声だった。こういった意見を国政に反映して、介護や障害福祉の従事者の賃上げを実現した。
日本維新の会と自民党が構築した連立政権の信を問う選挙だ。政権の合意書に記した「12本の矢」は日本を大転換する政策で、そのアクセル役として国政を前に進める。両党をつなぎ、連立政権の起点になった人間として、選挙区唯一の与党公認候補として野党と対峙(たいじ)する。
■坊恭寿氏(58)無・新=自県連推薦 神戸のため実績挙げる
出馬に当たって紆余(うよ)曲折があった。2日間で態勢を整えてくれた自民党神戸市会議員団に感謝する。党神戸市連会長としての責任を取り、26年にわたる選挙協力で傷んだ党組織を立て直すため、立候補を決意した。兵庫2区で自民党の議席を取るという一点で選挙を戦う。
当選後は、高市内閣を支える。どのようなパーツに当てはめられても実績を出し、与えられた以上の成果を出す。
声や勢いだけでなく、結果で内閣を支える議員を目指す。モットーである「誠実に、正直に、本気で取り組む」ことを約束し、神戸のために実績を挙げる。
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