【ベルリン共同】第2次大戦中のナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の犠牲者を悼む「国際追悼デー」の27日、ポーランド南部オシフィエンチムにあるアウシュビッツ強制収容所跡で式典が開かれた。生存者ベルナルド・オッフェン氏(96)が演説し「再び憎悪が頭をもたげ暴力が正当化されている」と懸念を表明した。
旧ソ連軍による1945年1月27日の収容所解放から81年。パレスチナのイスラム組織ハマスの奇襲を受け、イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザに侵攻。ドイツではイスラエルへの反発が強まり、反ユダヤ主義に基づく憎悪犯罪(ヘイトクライム)が増加している。
オッフェン氏は式典で「無関心がどこへ至るかをこの目で見てきた。(過去と)違う選択ができるはずだ」と訴えた。
ナチスの指導者ヒトラーは「ユダヤ人絶滅政策」を進め、計約600万人が犠牲になったとされる。アウシュビッツでは40年の開設から解放までに少なくとも110万人のユダヤ人らが犠牲になった。「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクも一時収容されていた。























