27日、核拡散防止条約再検討会議の第3回準備委員会に向け、米国入りした(右から)被団協の金本弘さん、浜住治郎さんら=ニューヨーク(共同)
 27日、核拡散防止条約再検討会議の第3回準備委員会に向け、米国入りした(右から)被団協の金本弘さん、浜住治郎さんら=ニューヨーク(共同)

 世界で核の脅威が高まる中、核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向けた第3回準備委員会が米国で開幕を迎えた。会議の決裂が続くNPTは「機能不全」と指摘される。今年は被爆80年。唯一の戦争被爆国でありながら核抑止力への依存を強める日本政府に被爆者はいらだちを募らせる。現地での証言といった「地道な活動」で非核を訴えるつもりだ。