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宝塚・ボーガン殺傷

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 政府は24日、ボーガンを規制対象に加えた銃刀法改正案を閣議決定した。所持は許可制で、違反した場合は3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる。ボーガンを使った事件が相次ぎ、警察庁が規制方法を検討していた。今国会での成立を目指す。

 規制対象となるのは、引いた弦を固定する機能があり、人の生命に危険を及ぼす威力を持つボーガン。用途は射撃競技や動物麻酔などに限定する。目的外使用の罰則は不法所持と同じ。18歳未満やアルコール依存症患者などは不許可とする18項目の欠格事項も設けた。

 所持は都道府県公安委員会発行の許可証が必要で、原則として講習を義務付け、3年ごとに更新する。

 兵庫県は昨年、宝塚市や神戸市でボーガンが凶器とされる事件が相次いだことを受け、所有者に届け出を義務付けた全国初の条例を制定し、12月に施行した。従わないと5万円以下の過料が科される。取得者は14日以内、県外からの転入者は30日以内に届ける必要がある。

2021/2/24
 

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