阪神・淡路大震災や東日本大震災などの被災者支援に尽力し、2014年に亡くなった黒田裕子さんの思いを受け継ぐ「黒田裕子記念 神戸フォーラム2019」が7月27日、神戸市中央区元町通2のJEC日本研修センター神戸元町で開かれる。「まちで愛をはぐくむ ふれ愛・ささえ愛・わかち愛」と題し、これからの医療やケア、地域づくりを考える。(中島摩子)
黒田さんが活動したNPO法人日本ホスピス・在宅ケア研究会(事務局・神戸市兵庫区)などが主催する。
シンポジウム「愛を育むまちづくり」では、まちづくりに関わる医師や理学療法士らが登場。豊岡市の医師守本陽一さんは、移動式屋台でコーヒーを提供しながら住民と対話する「モバイル屋台de健康カフェin豊岡」の取り組みについて話す。
ほかにも認知症や患者会、ボランティアなどのテーマごとに講演がある。
午前10時~午後4時半。参加費3千円(大学生は千円、高校生以下は無料)。7月7日までに申し込む。
詳しくは記念フォーラムの特設サイト(http://kurodakinen.okoshi‐yasu.net/index.html)
同研究会事務局TEL078・335・8668