59歳の彼女と26歳の彼氏による“33歳差カップル”がペアリングの購入をInstagramで報告したところ、400件を超える「いいね」がつくなど注目を集めました。投稿したのはカップルの日常を発信中のアカウント「33歳差カップルvlog」(@ayunana_style)を運営する、ななこさん。指輪をはめた手を並べた幸せそうなツーショットに、「ペアリング素敵です」「おふたりともいい表情~」など称賛の声が寄せられました。
現在、フラワーアーティストとして活動するななこさんは、33歳年下の彼氏・歩夢さんとの日常をInstagramやYouTube、TikTokなどで発信しています。ななこさんがSNSでの発信を始めたのは、「同じように悩んでいる“年の差カップル”に勇気を与えたい」という思いからだったそう。
「33歳」という決して小さくない年齢差に、はじめは炎上覚悟だったといいます。しかし、「私たちの姿を通して“年の差恋愛”への理解が広がれば…と思ったんです」と話します。
そんな2人の最初の出会いは、仕事関係の集まりだったそう。お互いに四国出身で「自然が好き」ということから話が弾み、すぐに仲良くなったといいます。
「初めて2人で出かけた際に、彼から告白されました。当時、33歳という年齢差に戸惑いや不安を感じたのは言うまでもありません」
一方の歩夢さんは、最初から「年齢は関係ない」という考えだったのだとか。
「お付き合いを始めるにあたって、『子どもを望めないこと』『周囲の反対があるかもしれないこと』『自分の見た目や体力が衰えていくこと』など、何度も彼の気持ちを確認したうえで、“どんな困難があっても彼についていこう”と決めました」
そうしてお付き合いをすることになったななこさんと歩夢さんですが、多くの"年の差カップル"が悩まされるように、「お互いの両親の反応」が不安の種だったと明かします。
「彼のご両親も、自分たちの意志を貫いて結婚された方だったので、恋愛に対して理解があったのは幸いでした。とはいえ、33歳の年齢差がありますので、より深い理解が得られるように、これからも私達が努力していくことが必要だと思っています」
一方で、お互いの友人たちは良い理解を示してくれているといいます。
「友人に交際を伝える際は、年齢差に驚いて受け入れてくれないのでは?となかなか言い出せませんでした。しかし、いざ打ち明けると『羨ましい』『素敵じゃない!』と言葉をかけてもらえたので安堵しました」
ななこさんに、「33歳差」という年齢差を感じる瞬間について尋ねると、「彼が古風な性格なので、日々の中で年齢差を感じることはほとんどありません」と話します。歩夢さんはまるで昭和世代のような趣味を持っているそうで、Instagramでは「映画『男はつらいよ』の寅さんが大好きな彼のために、誕生日旅行としてロケ地巡りを一緒にした」という投稿も。
「年齢差を感じるとすれば、体力面ですね。病気になった時、彼は症状が軽くて早く治るのに、私の場合はそうはいきません」
現在は交際開始から2年以上が経ち、同棲生活を送っている2人。最後に、同じように年齢差や世間の目に悩む人たちへメッセージをもらいました。
「大切なのは、周りがどう思うかではなく、お互いの気持ちです。出会えた縁を信じて、強く前に進んでほしい。悔いのない人生を送ってください」
























