「湯たんぽ」の正しい使い方とは?※画像はイメージです(ten9/stock.adobe.com)
「湯たんぽ」の正しい使い方とは?※画像はイメージです(ten9/stock.adobe.com)

冬の夜、冷えた布団を温めてくれる「湯たんぽ」。しかし、使い方を誤ると「低温やけど」という深刻な事故を引き起こす原因になっています。独立行政法人製品評価技術基盤機構「NITE」の公式X(@NITE_JP)が、注意を呼びかけています。

■寝る前には「湯たんぽ」を取り出すのが正解

実は、心地よいから…と、布団の中に湯たんぽを入れたまま寝るのはNGなんだそう。NITEは、湯たんぽで足に低温やけどを負った事故を動画で再現。お湯を入れた湯たんぽを巾着袋に入れ、布団の中に入れています。足の甲が当たった状態で、湯たんぽを足元に入れたまま就寝したところ、低温やけどが生じたというもの。

心地よいと感じる温度でも、長時間にわたって同じところの皮膚に直接触れていると、低温やけどを負うことがあります。44℃といえば、少し熱めの湯船程度。しかし、その温度でも数時間触れ続けるだけで、低温やけどのおそれがあります。低温やけどは、皮膚の変化が少なく痛みも弱いのですが、皮膚の深い部分がやけどを負い、皮下組織が壊れ、植皮手術が必要になることもあるといいます。

【皮膚の表面温度と低温やけどの発症時間】

・44℃:3~4時間
・46℃:30分~1時間
・50℃:2~3分

湯たんぽ、電気あんかを厚手のタオルや専用のカバーなどで包んでも「低温やけど」はおこるとのこと。以下の点に注意して正しく使用しましょう。

・就寝前に布団の中に入れて温め、寝る前に取り出す(電気あんかはスイッチを切る)
・同じ部位を長時間温めない
・違和感や熱いと感じたら直ちに使用を中止する

▽出典
・独立行政法人製品評価技術基盤機構「NITE」 公式X/意外と知らない!湯たんぽの正しい使い方
・独立行政法人製品評価技術基盤機構「NITE」/ゆたんぽ「3.ゆたんぽによる低温やけど」
・独立行政法人製品評価技術基盤機構「NITE」 公式Youtube/【事故再現】 ゆたんぽ「3.ゆたんぽによる低温やけど」