六甲越えの「唐櫃道」沿いにある行者堂。右奥が役行者(えんのぎょうじゃ)で左奥が不動明王=神戸市北区有野町唐櫃
六甲越えの「唐櫃道」沿いにある行者堂。右奥が役行者(えんのぎょうじゃ)で左奥が不動明王=神戸市北区有野町唐櫃

 前回、六甲山最高峰の近くに、役小角(えんのおづぬ)(役行者(えんのぎょうじゃ))という修験道(しゅげんどう)の開祖の石像があることを教えてもらった。役行者を祭る「行者堂」は各地にあるが、なぜか最高峰近くの石像のほこらは昔の絵はがきで「不動明王」と紹介されている。