海の日の15日、兵庫県赤穂市の丸山県民サンビーチと赤穂唐船サンビーチで海開きを迎えた。あいにくの曇天となったが、初日から家族連れらが訪れ、海水浴を楽しんだ。両ビーチは8月15日まで利用できる。
瀬戸内海国立公園内にある丸山県民サンビーチは、穏やかな播磨灘に面し、小豆島などの島々を見渡せる。この日は梅雨空が広がったが、子どもたちは海に飛び込み海水浴を満喫。無料キャンプ場も併設されており、家族や友人らとバーベキューやテント泊を楽しむ姿もあった。
川西市から家族4人で訪れた明峰小3年の児童(9)は「朝日を見るために午前2時に出発したのに曇っていて残念。でも、今年初めての海はやっぱり楽しい」と笑顔だった。
赤穂唐船サンビーチは、千種川の河口近くに位置し、遠浅で波が穏やかなため子どもも楽しめる。県立赤穂海浜公園が隣接し、同公園オートキャンプ場もある。ビーチでのバーベキューは禁止されている。
丸山県民サンビーチの駐車場(108台)は24時間で最大500円。赤穂唐船サンビーチは、1回500円の同公園西駐車場(約400台)を利用する。
市観光課TEL0791・43・6839
(小谷千穂、西竹唯太朗)