神戸大などの研究チームは29日、光合成をせずに地中の菌から栄養を得る植物「タヌキノショクダイ科」の新たなグループを鹿児島県で発見したと発表した。生物の分類階級で「新種」の一つ上のレベルの「新属」に当たる。日本で植物の新属が発見されるのは1930年以来で、3月1日付の国際誌電子版に掲載された。
チームの末次健司神戸大教授(植物生態学)は、大部分が土中に埋まっていることから、地下をすみかとするアナグマ(ムジナ)にちなんで「ムジナノショクダイ」と命名した。
神戸大などの研究チームは29日、光合成をせずに地中の菌から栄養を得る植物「タヌキノショクダイ科」の新たなグループを鹿児島県で発見したと発表した。生物の分類階級で「新種」の一つ上のレベルの「新属」に当たる。日本で植物の新属が発見されるのは1930年以来で、3月1日付の国際誌電子版に掲載された。
チームの末次健司神戸大教授(植物生態学)は、大部分が土中に埋まっていることから、地下をすみかとするアナグマ(ムジナ)にちなんで「ムジナノショクダイ」と命名した。