2021年のえとにちなんで牛が描かれた巨大絵馬が、兵庫・東播地域の神社に相次いで登場した。新年が「モーッ」と良い年になるようにとの願いが込められている。
同県加古川市平荘町山角の平之荘神社は、かわいらしい表情の牛8頭をあしらい、幅1・6メートル、高さ0・9メートルの絵馬を掲げた。
同市志方町出身で愛知県在住のイラスト画家、久保田裕美さん(38)が、08年のえとから毎年手掛ける。今回は絵馬の真ん中に大きな牛が寝転び、そこに小さな牛がもたれたり、周りでいらずらをしたりと、ほのぼのとした図柄にした。
久保田さんは「自由な姿の牛を見て、新型コロナウイルスの感染で疲れた心が和めばうれしい」と話す。
一方、同県高砂市曽根町の曽根天満宮では、幅約2・5メートル、高さ約2メートルの絵馬に、母牛が子牛に乳を与える場面が描かれている。
同天満宮は毎年、旧知の画家に絵馬の制作を依頼。今回は大阪府吹田市の日本画家、美帆秀映(みほしゅうえい)さん(68)が担当した。絵には、悪いことの後には幸運が訪れるとの四字熟語をアレンジした「一陽来福(いちようらいふく)」という言葉も添えた。
美帆さんは「希望を絶やさず、コロナ禍を乗り越えましょう」と呼び掛ける。(門田晋一、千葉翔大)









