高砂市民病院の将来構想、事業費を試算 病床縮小、移転新築すると117億4000万円 大規模な修繕なら100億円

2023/5/23 05:30神戸新聞NEXT

高砂市民病院の将来構想、事業費を試算　病床縮小、移転新築すると117億4000万円　大規模な修繕なら100億円

赤字経営が続く高砂市民病院。建て替えや大規模修繕などが検討されている＝高砂市荒井町紙町

　建物の法定耐用年数が２０２９年に迫る兵庫県高砂市民病院（荒井町紙町）の将来構想について、高砂市が試算を依頼した監査法人が、病床を縮小して移転・新築した場合、総事業費を１１７億４千万円と想定していることが分かった。最も高額なのは病床を増やしての現地建て替え案で１７５億円に上る。一方で、大規模修繕なら１００億円程度に抑えられるという。（笠原次郎）

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。