東播

  • 印刷
早くも見頃を迎えたホタルが飛び交う=いなみ野水辺の里公園
拡大
早くも見頃を迎えたホタルが飛び交う=いなみ野水辺の里公園

 兵庫県稲美町岡の町立いなみ野水辺の里公園で、地元住民らが放流したゲンジボタルの幼虫が順調に育ち、光のダンスが見頃を迎えた。20日夜には生態を学び観察も楽しむ会が開かれる。見頃のピークは25日ごろまで。(笠原次郎)

 同公園を管理するNPO法人「環境ユーイングてんま」が2017年から毎年、園内の水路(幅約60センチ、長さ約40メートル)に幼虫を放流。水路には水温17度の地下水を流している。

 今年は4月30日にホタルが姿を現し、5月15日以降は数百匹が飛び交うように。18日には160人以上が訪れ、水辺を彩る緑色の光に見入った。同法人の前理事長、小村徹さん(75)=稲美町=は「温かい地下水のおかげで幼虫の育ちも良い。ホタルが飛ぶのは県内でも早いので見に来てほしい」と話す。

 20日午後6時50分から、小学生対象のホタル学習会が同公園である。ホタルの保護活動を続ける同県三田市の山下義和さん(72)の話を聞き、ホタルを観賞する。保護者の同伴が必要だが、申し込みは不要。

 ホタル観賞は31日まで。午後7~9時、100台分の駐車場を開放する。同公園TEL079・497・9010

東播
東播の最新
もっと見る
 

天気(12月6日)

  • 15℃
  • 9℃
  • 30%

  • 18℃
  • 3℃
  • 30%

  • 16℃
  • 7℃
  • 20%

  • 16℃
  • 5℃
  • 20%

お知らせ