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鳥獣被害防止用のネットにぶらさがって実ったスイカ=加古川市志方町大宗
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鳥獣被害防止用のネットにぶらさがって実ったスイカ=加古川市志方町大宗
ネットにぶら下がったスイカを見る辻本義晴さん=加古川市志方町大宗
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ネットにぶら下がったスイカを見る辻本義晴さん=加古川市志方町大宗

 兵庫県加古川市志方町大宗、辻本義晴さん(67)の畑で、鳥獣被害を防ぐためのネットにスイカが実っている。スイカは地面をはうように育つのが一般的だが、大小10個ほどの緑色の玉が、高さが約180センチあるネットの内側を中心に、ぶら下がる形に。辻本さんも「こんなの初めて見た」と驚く。

 辻本さんは趣味として、計約990平方メートルの畑で、トマトやピーマンなどの夏野菜と、冬には大根も育てている。スイカは7年ほど前から、約30平方メートルで栽培を続けてきた。

 昨年は雨が多かったことなどから生育に失敗。反省を生かし、今年は栽培する場所を、畑で土壌が新鮮な中央寄りに移した。カラスなどに荒らされないようネットも張った。以前と同じ方法だが、計約30個の一部は、つるがネットに巻き付いたまま育ち、珍しい光景に見物に訪れる人もいる。

 辻本さんは「ぶら下がって実ったスイカを少しでも多くの人に見てほしい」と話し、8月中旬まで栽培する。畑は県道志方東小学校東交差点から南西に約500メートル。(千葉翔大)

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