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ワクチン接種を受ける11歳児童。小児科医が問診、接種を担当する=加古川市役所
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ワクチン接種を受ける11歳児童。小児科医が問診、接種を担当する=加古川市役所

 加古川市、稲美、播磨町の5~11歳を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が6日、同市役所新館10階で始まった。接種は「努力義務」ではなく、副反応への不安からか、同日に用意した180人分の枠に対し、予約は半数未満の87人にとどまった。一方で、接種を受けた児童の保護者からは「早めに打てて安心した」との声が上がった。

 「激しい運動は1週間くらい控えてね」。小児科医が声を掛けながら腕に注射針を当てる。児童は接種を受けた後、経過観察のため15分間、会場で待機した。

 同市の氷丘南小5年女児(11)の父(43)は「オミクロン株は気を付けていても感染する可能性がある。感染しても重症化しないように接種を決めた。私や妻、高校生の長男の副反応が大きくなかったので、不安はあまりなかった」と話した。

 1市2町は小児科医を確保するため、合同での実施を決定。接種券の交付、予約受け付けは各市町が担う。加古川市は既に、4月から6年生になる児童に接種券を発送。残る5歳以上には3月中に送る。(斉藤正志)

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