兵庫県東播2市2町の広域ごみ処理施設「エコクリーンピアはりま」(同県高砂市梅井6)で、不要品となった中古ベビー用品を11月から貸し出す。現在、点検や修繕、清掃をしたベビーベッドやいすなど133点を展示。2市2町に住民票のある人が借りることができ、希望者は同施設で現物を見て29日までに申し込む。
ごみの減量を通じて循環型社会を目指そうと、同施設が初めて企画した。住民が提供した不用品やごみとして出されたものなどで、ベビーカーやチャイルドシートもある。貸出期間は1年間。1点につき1回だけ1年延長されることもあるという。
妊娠中の3人目の子のベビーベッドを探しに来た加古川市の主婦(29)は「ベッドがすごくきれいで、大事に使われていたことが分かりますね」と話した。
申し込み受け付けは日、月曜を除く午前9時半~午後4時(午前11時半~午後1時半は昼休み)。貸し出しは1世帯につき4点まで。11月2日午前9時半から抽選会があり、結果は同施設のホームページで発表される。当選者は2~12日に来場して受け取る。同施設TEL079・448・8766
(笠原次郎)