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非対面で安心、ゆったり新築見学 予約も解錠もスマホ、特徴は音声ガイドで メーカーが新システム

2022/11/11 05:30

 住宅を見学する際、新型コロナ対策として非対面での案内を望む声が強まっていることから、メーカーの昭和住宅(兵庫県加古川市)がモデルハウスや分譲住宅に「無人内見システム」を導入した。不動産管理システム開発「ショウタイム24」(東京)が特許を取得したビジネスモデルで、新築戸建てへの導入は兵庫県内では初めてという。(増井哲夫)

 無人内見は、まずスマートフォンなどでインターネットの専用画面を開いて登録。希望の内見日時を予約する。当日は、現地住宅の玄関でスマホの画面に表示された解錠ボタンをタップすればドアが開く。見学希望日時の30分前まで予約できる。

 リビングや浴室など7カ所には、音声ガイド用のQRコードがある。スマホで読み込むと、その家の各設備や特徴などを音声や映像で説明してくれる。

 昭和住宅は、加古川市加古川町北在家の新築分譲住宅(モデルハウス)1棟に導入した。同社によると、コロナ禍で、住宅を見学する際に営業マンと対面でのやりとりを嫌がる人が増えているという。

 家族だけでゆったり見学できる利点もあることから、同システムを取り入れた。今後、県内外の物件に採用していく予定という。

 同社定休日の水曜を除き、いつでも対応可能。問い合わせは同社TEL0120・470050

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