両手で貝を持ち、ぷかぷか浮かぶ姿が愛くるしいラッコ。国内では鳥羽水族館(三重県鳥羽市)の雌2頭のみとなり、連日、客が押し寄せる。毛皮目当ての乱獲のほか、米アラスカ沖でのタンカー座礁事故など環境汚染により個体数が激減。飼育下での繁殖も難しく、2頭がいなくなれば国内の水族館でラッコがゼロになる。専門家は「かわいがるだけでなく、絶滅危惧種となった背景にも関心を持ってほしい」と警鐘を鳴らす。
両手で貝を持ち、ぷかぷか浮かぶ姿が愛くるしいラッコ。国内では鳥羽水族館(三重県鳥羽市)の雌2頭のみとなり、連日、客が押し寄せる。毛皮目当ての乱獲のほか、米アラスカ沖でのタンカー座礁事故など環境汚染により個体数が激減。飼育下での繁殖も難しく、2頭がいなくなれば国内の水族館でラッコがゼロになる。専門家は「かわいがるだけでなく、絶滅危惧種となった背景にも関心を持ってほしい」と警鐘を鳴らす。