洗って干して、乾燥したら畳む…洗濯の工程のどれかを減らしたいと思う方は多いでしょう。秋野ひろさんの作品『丁寧ならぬ暮らし』からの抜粋エピソード『洗濯物をたためない全ての人へ……』は、とても丁寧ではない「洗濯を畳む過程」のスキップ方法を紹介しています。
コインランドリーで洗濯物を乾燥させて帰ってきた主人公。もし服を畳みたいならば、コインランドリーから帰ってきた直後がチャンスです。そこで主人公は、洗濯物を畳む前にとりあえず衣服をベッドに広げてしまいます。
これは洗濯物をベッドに広げることで、今日寝るまでには服をしまわなければならなくなるという作戦です。しかし洗濯を畳む作業は、他のことに比べたら優先度の低いタスク。疲れた日には洗濯物を畳みたくなくなるものです。
そうなったら歯磨きだけ済ませて、洗濯物と一緒に寝てしまうのがベストなんだとか。「衣類は布、毛布も布。混ざっていても何も問題はない」という斜め上の発想で乗り切るのでした。
同作はX(旧Twitter)に投稿されると、読者から「洗濯物を畳むの苦手!」「自分は全部ハンガーに掛けてる」など共感の声があがっています。そこで同作について作者の秋野ひろさんに話を聞きました。
■最終的にはベッド上ではなくて床がベスト?
ーリプライや引用RPでさまざまな反響がありましたが、特に印象に残った感想はありましたか。
ベッドに置いて一緒に寝ているというオチに対して、長い間放置しているとヨダレとかで汚れてしまうので床に移動させているという方がいて、確かに長期的に考えたらそっちのが合理的かぁ…と納得させられました。
ー秋野さん自身は、その後洗濯物の片付けはどのように。
マンガに描いたことと変わらず布団の上に放り投げています。ただ、肌着類だけまとめてタンスに詰め込むという成長がありました。わりと洗濯物の分量が減って、片付けても良いかなという気持ちになるのでオススメです。
ー読者に最後に伝えたいことを。
皆さんから感想をもらえるのがとてもうれしいので引き続きよろしくお願いします!
(海川 まこと/漫画収集家)
























